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2014年10月30日

タックルインプレッション - ブルーカレント72/TZ -

タックルインプレッション第三弾。

今回は届いたばかりのブルーカレント72/TZです。

タックルインプレッション - ブルーカレント72/TZ -


まだまだ使い込みが足りないですが、とりあえず使ってみての

第一印象という観点でインプレを書きます。

これでライトゲームのロッドは全てヤマガブランクス製品となり、

メーカーの回し者みたいに見えるかもしれませんが

僕自身はヤマガブランクスさんとは全く関係ありません(笑)

ただ純粋にここのメーカーのロッドがデザイン的にもシンプルで

趣味が良く、加えて性能面でも優秀だからという事と、

メーカーを統一したいという変なポリシーからです。

基本細かいことは気にならんタチですが、こういうのは気にします。

イメージで言うとシャンプーとリンスのメーカーが違ったり、

テレビとレコーダーのメーカーが違うと気持ち悪いみたいな

あの感覚に近いです(笑)

故に釣具はなるべくメーカー統一してます。




・・・と、無駄話はさて置いて、本機種は8月に発売されたばかりの

トルザイトリングを搭載したモデルで、この度アジングにおける

軽量スプリットリグ・・・とりわけディープレンジのアジング専用機として

導入しました。

ディープレンジのアジング専用機を買うキッカケとなった釣行記録はコチラ。。。

文章だけの備忘録ですので基本スルーで大丈夫です^^;



この釣り方にはどういったロッドが適しているかという事を考えた時に、


①7フィートを超えるロッドである事
②胴調子気味で、ティップからベリーが素直に入っていくテーパーである事
③フリーでラインを放出する際にパラパラと綺麗に出ていく事


①に関しては、6フィート前半のショートロッドではディープレンジでの

リグの操作性が悪く、アタリが出た際にもストローク不足で

上手く上顎に刺さらずバラしが増えた事から。
→ラインの伸びやロッドの角度を考えると7フィート半くらいがベスト?



②に関しては前回に他の番手でのインプレにも書きましたが、

横走りする獲物の突進を胴で受け止め、ラインに掛かる負荷を

竿全体に分散できるロッドがアジングには好ましいと考えている為です。
→ この釣りは基本2lb ~ 2.5lbのフロロラインでやりますのでココは結構重要。

Pro4の様なパツパツ系の竿だと金属的感度がありますが、

足元での急な横走りによる衝撃を吸収しきれずに

ラインブレイクが多発します。

サイズが小さければ問題ありませんが、尺を超えてくる様なサイズだと

キャッチ率に大きく関わります。

ドラグを常時ゆるゆるにしておけば対応出来るかもしれませんが、

そんなモン使いにくいですよね(笑)

また、テーパー面でも不自然で極端な先調子だと負荷を

受け止めきれずに切られてしまいますし、ロッドの耐久性の面でも

局所的に負荷が掛かる為に破損しやすい。

穂先だけ曲がる竿なんてそもそも使いづらいので僕は苦手です^^;



TZモデルはTiモデルに比べて張りを持たせてあるみたいですが、

負荷が掛かるとTiよりも素直に入っていく可変テーパーに

変わっている様でかなり期待してます^^

タックルインプレッション - ブルーカレント72/TZ -
画像はTRESURE WORLDさんより転載





③に関してはフリーフォールの際にガイド径が小さ過ぎると

スプールから指を離しただけではラインが綺麗に放出されず

上手くリグを送り込めない不利を少しでも受けない為です。

フロロ2.5lbで4B ~ 6Bのシンカーを使ったスプリットリグであっても、

劇的に飛距離が稼げる訳ではありません。

フォール時に必要以上にリグが釣り人側に動くという現象を抑える為、

なるべくガイド径の大きな方が好ましい・・・かと言ってただ単にガイドが

大きくなると持ち重りし、振り抜け等操作感が落ちる。。。

・・・となると少しでも径の大きなトルザイトリングを

搭載している竿が良いんじゃないか?という考えからです。



で、これらの条件に1番近いロッドが72/TZではないか

という事で購入に至りました。
→長さでは76/TZが良いなと思いましたが、76/TZではややパワーが強すぎました。

同程度のレングスの竿はもう1本限定モデルで73/TZという番手が存在しますが、

目指す釣りには若干オーバーパワーな感じがするのと、

何より値段が・・・ (((( ;゚д゚)))

そもそも然るべきタイミングで買い逃したので今さら手に入んないのもあります。




大変前置きが長くなりました^^;

さて、肝心のインプレですが。。。概ね満足です。

かなりイメージしていた竿に近いです^^

ただ、アジはシャローレンジでデンゴサイズしか掛けていないので

まだインプレを書く段階ではないのですが、冒頭に書いた様に

第一印象という視点で書きます^^;




①に関してはやはり多少長い分リグの操作に角度がつけやすいですし、

アワセのストロークも岸から探る水深(最大20m)程度までなら

問題ないと思われます。。

当然6フィートのそれとは長さが違うのでその辺りも違ってもらわないと

困りますよね。

また、アジングではあまり長い竿を使ってこなかったので個人的には

最初のうちは違和感があるかなーと思ったんですが、トルザイトリングの

恩恵もあってかシャキっとしてて以前のメインロッドよりも

1フィート近く長くなったとは感じません^^



②に関してメバルロッドとして考えるならばちょっと入り過ぎますが、

アジロッドとしては本当に丁度いい曲がり方だなと感じます。

まだこの竿で尺クラスを釣ってないので大きな事は言えませんが、

この分だと急な反転にも切られる事なくキャッチできると思います。

とりあえず30cm ~ 40cmくらいの青魚を掛けてみたいですね。



③に関してはトルザイトに期待し過ぎた部分もありますが、

この釣り方に関して言えば従来のsicリングより使い勝手が良い!

フリーにするとストレスなくラインは出て行きます。

スプールから指を離すだけでパラパラと。

ロッドをしゃくらないと出ていかない小径ガイドの竿だと

非常にストレス&しゃくる度にリグが手前へ動くんですよね。。。

これは晩年のPro4には無かった事なのでかなり気持ちいい^^b



また、使ってみて感じた事ですが、トルザイト化する事でタックル全体の

バランス改善が成されているのではないかと思いました。

周知のとおり、トルザイトリングはsicリングよりも軽いですよね。

故に①の使用感でも書きましたが、7フィート超えのロッドにありがちな

先重り感が減っています。



振った際のシャッキリ感やアタリを取ろうと構えた際のバランス。。。

66/TZも同様にトルザイトですが、こちらの方が若干長い分だけ余計に

従前モデルとの違いがわかる様な気がしました。

これだと76/TZとかでも先重り感は減ってるでしょうね。



ただし、いくつか不満点もあります。

まず第一にやっぱりロゴの向きが悪い(笑)

まぁここはネタでもあるのでさして問題はありませんが、

やっぱりグリップ形状は不満です。

リミテッドモデルを含む新型TZモデルからはグリップが細くて握りにくい。。。

これは個人差があると思いますが、変に力が入ってしまって宜しくないです。

僕としてはこの部分はモデルチェンジによる改悪と捉えてます。



で、次に不満点ではありませんが、本ロッドを検討中の方への注意?です。

本ロッドは大アジの突進をいなす為、上記②で記述した様に

胴まで入っていくレギュラーテーパーです。

港湾や障害物の少ないエリアでメバルを釣る分には問題ないですが、

磯等障害物の多いエリアでのメバル釣りには不向きです。

メバルは。。。と言うよりも根魚は針掛かりすると根に入ろうとしますので、

キャッチする為にはそれを阻止する必要があります。

が、胴に入り過ぎる竿だとそれが出来ません。

故に、本ロッドはメーカーが謳う程に決して様々な魚種に万能ではないと

個人的には思っております。

20cmを超えてくるメバルを障害物の多いエリアで釣る場合は注意が必要です^^;



しかしアジングロッドとして考えた場合、個人的にはリミテッドモデルである

66/TZよりもこちらの方が竿としての総合評価が高かったり。。。

当然シャローレンジにおけるジグヘッド単体の釣りに関しては

66/TZに分がありますが、スプリットをはじめとする各種リグへの

汎用性に関しては完全にこちらが上ですね。
→ 値段に関しても断然優しい!(笑)

そもそもメーカーHPにもオールラウンドモデルって書いてあるので

僕が改めて書くまでもありませんが^^;



まだ使い込みが足りないんですが、相当気に入りました^^b

もう少し悪いことも書くべきなんでしょうが、現状満足度が高いので

使っていく中での気付きや限定モデルの73/TZとの違い等を
→ 73/TZはいずれテスターの梶本氏に触らせてもらいます^^v

追記していきたいと思います^^




【TACKLE DATA】
Rod:YamagaBlanks BLC-72/TZ
Reel:DAIWA 04CERTATE2004+ZPI W handle → ≒215g
Line:Megabass DragonCall SuperFinesse 2.5lb

僕の場合はスプールをフリーにしてライン放出をする際に少しでも

ガイドに干渉させたくないので径の小さい2000番台を乗せています。
→ 2500番と比べてそこまでびっくりするほど変わらんとは思いますが気持ちの問題です(笑)
  1000番では2.5lbを使うと巻グセが出てトラブルが多くなるのでベストを2000番としています。


ラインに関してはフロロの2.5lb固定。

深層での釣りなので比重の軽いPEよりも圧倒的にフロロが有利。

その上でラインの存在感を消し、我慢できるギリギリの伸び率が

大体2.5lbくらいまでかなーって思います。

チョイ投げで水深3m程度までの浅層では2lbも2.5lbも

伸びの違いなんて殆ど感じないですが、個人的には

水深5m以深くらいから体感的にジグヘッドが上手く刺さる確率に

影響が出てくる様に感じます。

足元の水深5mではなく、フルキャストした先の水深5mなので

実際にリールから放出されたラインは少なくとも20m以上。

これくらいラインが出るとやっぱり変わってきますよね。

まぁラインセッティングは個人の自由として、乗せるリールは

メーカーの言うとおりD社だと2000番がベストだと思います^^b

一応リールの重量を記載してますが、テコで言う力点に当たる

グリップエンドならまだしも支点部分のリールが軽かろうが重かろうが

バランスに影響は殆ど無いと思ってますので重量は参考までに。

現行リールのいずれかを使えば驚くほどのバランスの違いは無いでしょう^^

リールは初代セルテート2000にRCS2004スプールを乗せてあるので

セルテートフィネスカスタム2004と同等のものです。



続きはアジをしっかり釣ってもう少し使いこんで「悪い部分」を

見つけてから書きたいと思います( ̄∇ ̄)




製品の詳しい質問についてはコチラのブログコメント欄からお願いします(笑)
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Posted by スパイク at 18:30│Comments(0)釣具
 
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